ごあいさつ

ご挨拶にかえて



代表取締役  宮本 孝三
           
ようこそ。京仁助豆腐のサイトにお越しくださいました。

「京仁助豆腐」は京都駅の南西、菅原道真の生誕の地である南区吉祥院の吉祥院天満宮にほど近い静かな住宅街の一角に店(工場)があり、店頭販売せず、10数種の豆腐を京都・大阪をはじめ、全国の有名百貨店などで販売しております。その味を、インターネットを通して、さらに多くの皆様方に味わっていただくことにいたしました。

豆腐づくりはどの工程も大切ですが、なによりも素材が命ですから、大豆の選別には特に気を使っております。大豆は、甘みが豊かな大粒のオオツル、モチ大豆、フクユタカ、北海道産のオオソデフリなど、タンパク質の量や甘みなど、時季によって豆の具合を見極めてブレンドし、変化をもたせています。春になると、フレッシュな新豆も積極的に使用しています。

もともと私の実家は豆腐屋で、家業を長兄が継ぎましたので、三男の私は23年前に独立して「京仁助豆腐」をはじめました。そして12年前に、やわらかな良い水を求めて現在の地に移転しました。それは、吉祥院のやや西を流れる桂川の伏流水が硬度6〜7%とやわらかく、豆腐の仕込みには優しい水だったからです。豆腐の味にも、その優しさがほんのり伝わってきます。

また、私どもの豆腐は、消泡剤や保存料等の添加物は一切使用しておりません。豆腐の凝固剤もいろいろ試した結果、伊豆大島の天然海塩のにがりを100%使用しています。にがりを選ぶポイントは、もちろん味も大切ですが、それ以上に豆との相性のよさ。さらに私との相性も重要です。

このように、美味しい豆腐の命である、選び抜いた大豆、京都地下水、天然のにがり、そして豆腐職人の技の結集である京仁助の豆腐をぜひご賞味ください。皆様からのご用命を、心からお待ち申し上げております。